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彰化銀の合併交渉、複数行で競合も


ニュース 金融 作成日:2008年5月23日_記事番号:T00007635

彰化銀の合併交渉、複数行で競合も


 李述徳財政部長は22日、彰化銀行と台新金融控股の合併交渉が難航していることについて、彰化銀の金融持ち株会社化や他行との合併を進める上では、必ずしも特定の交渉相手との「一対一」の交渉を行う必要はないとの考えを示した。23日付経済日報が伝えた。

 李財政部長は台北銀行が合併先を募って、富邦金融控股の傘下に入ったケースをモデルにし、公開透明の原則で合併先を模索するのが望ましいとの立場を強調した。

 これについて、台新金控の林克孝総経理は、「政府の公開、公平の原則に従う。台北銀行の方式が好ましいやり方だ。現在最も望ましいのは、彰化銀の大株主同士が良く話し合うことだ」と述べた。

 李財政部長はまた、陳水扁前政権の第2次金融改革の路線を修正し、政府系金融機関の民営化、金融持ち株会社化に向けては、タイムスケジュールを示さない方針を明らかにした。