ニュース 建設 作成日:2018年4月3日_記事番号:T00076356
台北市政府地政局が2日発表した3月の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)は、前月比180.9%増、前年同月比89.4%増の3,775件で、過去27カ月の最高だった。住宅市場の回復に伴い、新築住宅の引き渡しが増加したことや、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休により、登記手続きが3月にずれ込んだことが要因だ。3日付経済日報などが報じた。
他5直轄市も前月を上回ったが、▽新北市、4,827件(前月比74.4%増、前年同月比11.7%増)▽台中市、3,432件(前月比70.5%増、前年同月比5.1%増)▽台南市、1,881件(前月比38.4%増、前年同月比8.9%増)──は前年同月を上回った一方、桃園市は2,784件(前月比44.2%増、前年同月比10.7%減)、高雄市は3,033件(前月比60.6%増、前年同月比2.7%減)と、前年同月を下回った。
6直轄市の合計は1万9,732件で、前月比74.6%増、前年同月比12.5%増だった。第1四半期の6直轄市の合計は5万372件で、前年同期比10.8%増だった。
不動産コンサルティング会社のDTZ(戴徳梁行)は、今年通年の台湾の建物売買移転件数は、2015年の29万件水準を回復し、昨年の26万6,000件を上回ると予測した。
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