ニュース 電子 作成日:2018年4月9日_記事番号:T00076364
金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が5日発表した第1四半期連結売上高は、前期比37.8%減ながら前年同期比では40%増の204億600万台湾元(約750億円)で、同期としての過去最高を記録した。同社は、ノートパソコン向けの受注が好調だったと説明した。6日付工商時報が報じた。
キャッチャーの3月連結売上高は、前月比14.3%増、前年同月比31.1%増の65億1,500万元で、3月としては過去2番目に高かった。
サプライチェーン関係者は、今年のキャッチャーの売上高について、アップルが下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」の新機種向け受注が見込めるとして、楽観視している。
観測によると、iPhone新機種は6月に部品メーカーからの調達が始まり、7~8月にも量産・出荷が始まるとみられている。キャッチャーはアップルから前年の1.5倍の受注を得て、生産ラインが金属フレームの予約で満杯状態になるとみられている。
外資系証券会社は、今年のiPhoneの出荷台数は前年比4~6%増の2億2,500万~2億3,000万台となり、キャッチャーが恩恵を受けるとの予測を示した。
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