ニュース 電子 作成日:2018年4月9日_記事番号:T00076366
宏達国際電子(HTC)が飛び込み競技のロンドン五輪銅メダリストで英国人のトーマス・デーリー選手を起用して制作したスマートフォン「U11」の広告動画が、誇大広告に当たるとして英国当局から放映の中止要求を受けた。これに対しHTCは「残念」としつつ、動画は既に削除したとコメントした。中央社が8日伝えた。
創意にあふれたCMだったが残念な結果となった(8日=中央社)
問題の動画はデーリー選手がU11を手に持って10メートルの高さの飛び込み台から飛び込み、着水するまでの間に自撮りする内容。これに対し英国広告基準局(ASA)は「U11が備える『IP67』レベルの防水性能は水深1メートルまでの防水を保証するもので、かつ化学的な処理を行ったプールでの使用を保証するものではない」として誇大広告の疑いがあると指摘した。
なおHTCの3月売上高は前月比6.09%増の27億7,000万台湾元(約100億円)で単月としては2005年以来で2番目の低水準を記録。第1四半期通期でも87億8,900万元と同年以来初めて四半期ベースで100億元を下回った。同社製品の販売不振、およびHTCが生産を受託するグーグルブランドのスマホ「Pixel(ピクセル)2」の販売のピークが過ぎたことが要因だ。
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