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Q1バイク新車販売、ほぼゼロ成長【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年4月9日_記事番号:T00076367

Q1バイク新車販売、ほぼゼロ成長【表】

 第1四半期のバイク新車登録台数は19万7,598台と、前期比31%減、前年同期比0.17%増だった。昨年末で政府の2ストロークエンジン(2スト)バイク買い替え補助が縮小したが、一部人気車種の納車が年明けにずれ込み、マイナス成長を免れた。4日付工商時報が報じた。

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 3月のバイク新車登録台数は8万792台で、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休の影響で前月比68%増えたものの、前年同月比では1%減だった。

 首位は光陽工業(KYMCO、キムコ)の2万8,285台(シェア35%)で、前年同月比5.7%減少した。2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は2万3,203台(シェア28.7%)で、9.4%減少した。一方、3位の三陽工業(SYM)は1万6,621台(シェア20.6%)で、3%増加した。

 4位は電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)の5,120台(シェア6.3%)で、前年同月比291.4%増となった。5位の「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は3,696台(シェア4.6%)で、17.4%減少した。

 業界関係者は、新車の投入が相次ぐ中、市場は下半期も安定が続くと予測。来年からアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)の装着が義務付けられるため値上がりが予想され、年末の駆け込み需要が、今年通年の新車登録台数90万台以上を維持できるかの鍵となる見込みだ。昨年は前年比17.36%増の100万5,558台で、過去22年で最高だった。