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晟徳大薬傘下の澳優乳業、中国中信集団が筆頭株主に


ニュース 食品 作成日:2018年4月9日_記事番号:T00076370

晟徳大薬傘下の澳優乳業、中国中信集団が筆頭株主に

 製薬会社、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)は6日、同社傘下の乳幼児用粉ミルク中国大手、澳優乳業(オースニュートリア・デイリー)が、中国中信集団(CITIC)傘下の中信農業産業基金(中信農業基金)から19億6,300万香港ドル(約270億円)の出資を受け入れることを董事会で承認したと発表した。中信農業基金は、澳優乳業の株式の25.18%を取得し、筆頭株主となる。7月の手続き完了が予定されている。7日付経済日報が報じた。

 同取引では晟徳が、澳優乳業の株式の10.35%、1億3,000万株を中信農業基金に売却。澳優乳業はまた、新株2億4,900万株を発行し、1株当たり5.18香港ドルで中信農業基金に売却する。晟徳グループの株式売却益は9億6,400万台湾元(約35億2,000万円)。

 今回の取引について晟徳大薬は、大型企業を株主に迎え、澳優乳業を世界的なバイオメディカル企業へと成長させることが目的と説明した。