ニュース 電子 作成日:2018年4月10日_記事番号:T00076390
受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)が9日発表した3月連結売上高は前月比32.8%増、前年同月比80.1%増の42億7,100万台湾元(約160億円)と、過去最高を更新した。ヤゲオは、自動車向け、産業用など高単価製品の出荷比率が上昇している他、スマートフォンのハイエンドモデル向けの需要が好調なことなどが貢献したと説明した。10日付工商時報が報じた。
ヤゲオの第1四半期売上高は、前期比14.3%増、前年同期比61.7%増の110億2,500万元で、4四半期連続で過去最高を更新した。
ヤゲオ傘下のインダクター大手、奇力新電子(CHILISINエレクトロニクス)の3月連結売上高は、前月比47.7%増、前年同月比13.3%増の11億5,300万元で、過去2番目に高かった。奇力新の第1四半期売上高は、前期比5.6%減、前年同期比9.2%増の30億7,400万元だった。
奇力新は、ヤゲオ傘下でチップ抵抗器を手掛ける旺詮(ラレック・エレクトロニック)、磁気材料を手掛ける飛磁(フェロクスキューブ)を合わせた3月の受注総額は20億元で、過去最高を記録したと明かした。
証券会社は、積層セラミックコンデンサー(MLCC)は依然供給不足で、チップ抵抗器などの価格が上昇傾向にあり、ヤゲオの第2四半期売上高は前期を上回ると予測した。
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