ニュース 電子 作成日:2018年4月11日_記事番号:T00076418
鴻海精密工業の3月連結売上高は前月比25.7%増、前年同月比2.2%増の3,491億5,500万台湾元(約1兆2,800億円)で、同月としては過去2番目の高水準となった。また第1四半期通期では春節(旧正月)連休があって営業日が少なかった影響で前期比40.6%減となったものの、1兆275億7,700万元と1兆元を上回った。前年同期比では5.2%増を記録した。11日付経済日報が報じた。
鴻海は3月、同社が受託生産を手掛けるアップルのスマートフォン「iPhone」の販売が不調だったものの、通信機器、カーエレクトロニクス分野で受注が引き続き旺盛だったことが好業績につながったとみられる。
一方、同じくiPhoneの受託生産を手掛ける和碩聯合科技(ペガトロン)は同月の売上高が829億9,000万元と前月比8%の増加にとどまり、鴻海と明暗を分けた格好となった。
なお鴻海が子会社を通じて出資する中国・広州橙行智動汽車科技傘下の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(XPENG)は4月末に第1号となるEVの販売を開始することが確定しており、今後、鴻海の業績にも恩恵が見込まれる。
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