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Q1紡織業の生産額、4%増加


ニュース その他製造 作成日:2008年5月23日_記事番号:T00007642

Q1紡織業の生産額、4%増加


 紡織産業綜合研究所(TTRI)によると、今年第1四半期の紡織業の生産額は1,158億8,000万台湾元(約3,946億円)で、前年同期比で4%増加した。この中でアパレル服飾業は生産額は86億1,000万元と、前年同期比で11.2%下落した。23日付工商時報が報じた。

 アパレル業は生産拠点の海外移転のため、2001年以降生産額の減少が続いている。今年は米国サブプライムローン(信用度の低い借り手向けの住宅ローン)問題、上流原料価格の高騰、台湾元の上昇などが響いた。

 このほかの分野の第1四半期の生産額は、▽ナイロン繊維、378億6,000万元(2.4%増)▽紡績・織布、694億1,000万元(7.3%増)──。

 また、第1四半期の紡織品の輸出額は26億6,000万米ドルで前年同期比0.3%増。輸入額は3.8%増の6億8,000万米ドルだった。

 第2四半期は各メーカーによる高付加価値製品の展開により、TTRIでは前期比8%増の生産額1,252億元に達する可能性もあると予測している。