ニュース 電子 作成日:2018年4月12日_記事番号:T00076438
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡力行執行長は11日、スマートフォンの半導体デバイス搭載量の増加が続いており、3月より出荷量が上向いているとした上で、同社は四半期ごとに業績が成長すると予測した。12日付工商時報が報じた。
蔡執行長は、半導体業界は今後も5%成長が続くと予測した(11日=中央社)
蔡執行長は、スマホ市場が昨年第4四半期に初めて前年割れに陥ったことについて、成熟期に入った表れと指摘。スマホ市場は今後、ユーザービリティー(使いやすさ)が重視され、半導体デバイス搭載量が増加する傾向が続く他、人工知能(AI)技術が必須となり、今後も半導体業界の成長をけん引するとの見方を示した。また中国のスマホ市場について、今年第1四半期は低迷したが、3月より顧客からの引き合いが強まっていると語った。
また車載市場について、10年前は特別なオプションだったバックセンサーが現在では標準装備となった他、車載ディスプレイを通じてほぼスマホと同様の機能が利用できるようになるなど、半導体デバイスの使用が増えており、半導体業界にとって重要分野になると予測した。
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