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華碩の液晶モニター、台湾3位狙う


ニュース 家電 作成日:2008年5月23日_記事番号:T00007645

華碩の液晶モニター、台湾3位狙う


 華碩電脳(ASUS)アジア太平洋エリアの林宗リョウ(リョウは木へんに梁)総経理は22日、「台湾の液晶モニター市場から撤退を決めたソニーの顧客層を狙い、今年通年で同製品の売上高30億台湾元(約100億円)を目指す。台湾市場シェアではランクを1位上げ、3位となれるだろう」と語った。鉅亨網などが同日報じた。

 同社の一昨年の市場シェアは8位で、昨年第4四半期は明基電通(BenQ)などを抜いて、米ビューソニック、奇美電子(CMO)、宏碁(エイサー)に続く4位に躍進した。林総経理によると、今後、ソニーの得意としたデザイン力に注力し、19インチ型以上の大型製品を投入していく考えで、ミドル・ハイエンド市場であればシェア1位となる可能性もあると自信をのぞかせた。

 同社は22日、22インチ型液晶モニター「LS221H」を発売した。ディスプレイに、ブルーサファイヤと同じ9H(硬度の単位)の硬度の保護ガラスを使用したことが特徴だ。同社によると、現在のところ世界で最も薄いタイプだという。販売価格は1万2,900台湾元(約4万4,000円)。