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晶電の自社ノート用LED、中台市場狙う


ニュース 電子 作成日:2008年5月23日_記事番号:T00007649

晶電の自社ノート用LED、中台市場狙う


 発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)は、日本や米国のノート型パソコン(ノートPC)用発光ダイオード(LED)バックライト市場で、特許権を持つ豊田合成や日亜化学など日系大手メーカーから受託するという形で間接的に市場に参入している。しかし李秉傑董事長は、「特許権は属地主義を原則とするため、今後台湾域内および中国市場では自社ブランドでの参入をうかがう」と語った。23日付工商時報が報じた。

 李董事長はまた、ノートPCの国際的大手メーカーはトップビュータイプ(上面発光型)LEDバックライトの採用を進めており、今年はLEDバックライト搭載ノートPC1,000万~1,500万台分の商機が見込めると語った。

 李董事長によると、一部のメーカーでモニターへのLEDバックライト採用が試験的に始まっているが、CCFL(冷陰極蛍光ランプ)との末端価格の差は依然約20米ドルの開きがあるという。ただ、モニターの消費電力はノートPCの5倍と大きく、省エネ意識の強い企業がLEDモニターを採用するようになれば、同市場の規模も拡大するとみている。