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液晶TV用32型パネル急落、友達・奇美に懸念


ニュース 電子 作成日:2008年5月23日_記事番号:T00007653

液晶TV用32型パネル急落、友達・奇美に懸念

 
 23日付自由時報によると、液晶テレビ用で主流の32インチ型のパネル価格が5月下旬に入って急落しており、同製品の出荷比率が高い友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)は第2四半期の利益への悪影響が懸念されている。

 市場調査会社ウイッツビューによると、現在32インチパネルは315米ドルまで下落しており、6月も下落が続く見通し。テレビ用パネル価格の下落、および市場の状況が不透明なことにより、IT(情報技術)製品向けのパネル価格の予想上昇幅は、従来の月間3~5米ドルから1~2米ドルに下方修正された。

 なお、このほど市場でシャープが32インチパネルで300米ドル以下のオファー価格を提示したという情報が流れたが、ウィッツビューでは「二線級商品が流出した結果」で、特別なケースだと指摘している。