ニュース 電子 作成日:2018年4月18日_記事番号:T00076542
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が17日発表した第1四半期純利益は72億2,700万台湾元(約260億円)で、前期比67.1%減少したものの、前年同期比では120.6%の大幅増となった。台湾元高による為替差損が11億7,800万元に上ったものの、DRAMの需給ひっ迫による価格上昇や20ナノメートル製品の出荷比率上昇が貢献した。18日付経済日報などが報じた。
同社の第1四半期連結売上高は189億9,700万元で、前期比12.1%増、前年同期比53.7%増だった。粗利益率は51.8%で、前期比2.1ポイント上昇、前年同期比11.7ポイント上昇して過去最高を更新した。営業利益は83億1,900万元で、前期比27.5%増、前年同期比115.9%増。営業利益率は44.3%で、前期比5.4ポイント上昇、前年同期比12.8ポイント上昇し、同じく過去最高を更新した。
同社の第1四半期のDRAM平均出荷価格は前期比6.1%上昇、販売量は8.4%増加した。第2四半期のDRAM出荷量は、前期比15%増加すると予測。今年通年では前年比48%増と、従来の45%増から予測を上方修正した。
また、現在研究開発(R&D)中の10ナノメートル製品については、2020年に少量を出荷する計画だと説明した。
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