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65インチパネル、価格競争激化


ニュース 電子 作成日:2018年4月18日_記事番号:T00076544

65インチパネル、価格競争激化

 液晶パネル業界では、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)による第10.5世代工場が本格生産に入る前に台湾、韓国勢が攻勢を強め、早くも65インチテレビ用パネルの価格競争が激化している。65インチパネル価格は4月時点で生産コストぎりぎりの280米ドルにまで下落した。18日付電子時報が伝えた。

 液晶パネル業界では、BOEに続き、深圳市華星光電技術(CSOT)、鴻海精密工業傘下の堺ディスプレイプロダクト(SDP)広州工場などが第10.5世代、第11世代の液晶パネル工場を稼働する計画で、3年後には65インチテレビ用パネルが主流になると見込まれている。

 深圳市を拠点とする液晶パネルメーカー、恵科(HKC)は17日、河南省鄭州市の鄭州航空港区に第11世代のTFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル工場を建設する投資契約を結んだ。投資額は400億人民元(約6,800億円)で、65~150インチの4K、8K液晶パネルを生産する。