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エイサーが新機種値上げ、部品コスト上昇で


ニュース 電子 作成日:2018年4月18日_記事番号:T00076545

エイサーが新機種値上げ、部品コスト上昇で

 積層セラミックコンデンサー(MLCC)、メモリーなど部品価格の上昇が続く中、宏碁(エイサー)の林佳璋・台湾地区総経理は17日、コスト上昇分を適度に反映するため、パソコン新機種を値上げしたと明らかにした。値上げ幅は明かさなかった。旧機種は値上げしていないという。18日付経済日報が報じた。

 ノートPC市場ではインテルが4月初めに新プロセッサー「コアi9」を発表し、新旧製品の端境期を迎えている。販売業者によると、エイサーや▽華碩電脳(ASUS)▽HP▽聯想集団(レノボ)──などのPCブランドが相次いで新機種を発売しており、前年同期に発売した同クラス製品と比べると価格が約5%高いという。昨年3万台湾元(約11万円)で発売されたゲーミング(ゲーム用)ノートPCの入門モデルの場合、今年の新機種は約1,000元値上がりしているようだ。

/date/2018/04/18/01acer_2.jpgアイアンマン版のスイフト3。赤色と金色の配色で、カバーにアイアンマンを動かす「アーク・リアクター」をデザインした(17日=中央社)

 エイサーは同日、米マーベル・スタジオのヒーロー映画「アベンジャーズ」記念モデルノートPCとして、映画に登場するキャラクターの▽キャプテン・アメリカ▽アイアンマン▽サノス──のデザインを取り入れた▽アスパイア6▽スイフト3▽ニトロ5──の3機種を発表した。同映画ファンの需要を取り込む狙いだ。