ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

生達化学製薬の海外向け販売、21年に5割突破目指す


ニュース 医薬 作成日:2018年4月20日_記事番号:T00076605

生達化学製薬の海外向け販売、21年に5割突破目指す

 後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカー、生達化学製薬(スタンダード・ケム&ファーム)の范滋庭総経理は19日、今後3年をかけてグローバル化を進め、2021年に海外向け販売比率の50%突破を目指すと表明した。20日付経済日報が報じた。

 范総経理は、今後は世界市場の開拓が目標で、主要ターゲットは中国、日本、米国と説明。中国は昨年、国家食品薬品監督管理総局(CFDA)がジェネリック医薬品の品質向上に関するガイドラインを発表。劣悪製品の淘汰(とうた)を進める姿勢を示したことを受け、同分野で豊富な経験を持つ生達にとって有利との見方を示した。

 また日本市場については、気管支喘息などの治療に使用される医薬品、モンテルカストの開発を受託しており、今後、出荷が続くとの見通しを示した。

 なお生達が同日開催した業績説明会での発表によると、同社の17年売上高は38億4,800万台湾元(約140億円)、粗利益率は45.4%、営業利益率は14.1%で、連結純利益は前年比6.8%増の3億6,300万元となった。また今年第1四半期の売上高は7億6,300万元だった。