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1〜4月輸出受注額、15%超の成長


ニュース その他分野 作成日:2008年5月26日_記事番号:T00007662

1〜4月輸出受注額、15%超の成長


 経済部が23日公表した統計によると、4月の輸出受注額は年成長率15.69%の317億7,000万米ドルとなった。また、台湾元高の影響を受けた1~4月の受注額は15.71%で、4月単月とほぼ同じ額となった。24日付経済日報が報じた。

 受注品目のうち、IT(情報技術)および通信製品が比較的多く、成長率は19.89%に上った。日本と欧州向け輸出はIT・通信が主力となっており、特に携帯電話関連製品が好調だった。

 4月の主な受注相手国・地域は、香港(中国大陸を含む)からが前年同月比12.23%増の81億5,000万米ドルで全体の25.64%を占め、米国からが前年同月比8.26%増の73億7,000万米ドルで全体の23.20%を占めた。また、日本からの受注は前年同月比14.6%増の32億7,000万米ドルで全体の25.64%を占めた。

 今年に入って4月までに台湾元の対米ドルレートが一気に6.4%上昇しており、黄吉実経済部統計長によると、今年は台湾元高の輸出に与える影響が強く、特に2月は為替レートの影響が輸出受注額全体の20%以上に上った。このため、1~4月の貿易黒字の減少幅は44%にも達しているという。