立法院が軍人年金改革法案を審議していることに抗議する反年金改革団体が25日、立法院前に約4,000人を集結させ、院内に突入を試み、警察と激しく衝突した結果、多数のけが人が出た。26日付聯合報が伝えた。
デモ参加者が警察官の封鎖線を突破しようと、粉末消火器を噴射する一幕もあった（25日＝中央社）
警察の集計によると、けが人は反年金改革団体側で数十人、警察官が84人、取材記者10人余り。また、反年金改革団体のメンバー63人が一時連行され、警察から事情聴取を受けた。
反年金改革団体「八百壮士」の広報担当者は、今回の混乱について謝罪した上で、「感情がエスカレートし、一部の人が自分をコントロールできず、残念なことが起きてしまった」と陳謝。暴行に及んだ参加者に警察への自首を呼び掛けた。
