ニュース 電子 作成日:2018年4月27日_記事番号:T00076721
経済部投資業務処の張銘斌処長が経済日報のインタビューに対し、半導体業界の今年の台湾での投資額が900億台湾元(約3,300億円)に上る可能性があるとの見方を示した。27日付経済日報が報じた。
張処長は現在把握している半導体業界の台湾投資計画として、ある地場メーカーが400億元を投じて新竹科学工業園区(竹科)銅鑼園区(苗栗県銅鑼郷)に12インチウエハー工場の建設を検討していると明らかにした。ただ同園区周辺は農地で、工場排水に対し厳しい規制が設けられているが、竹科が排水設備の更新、機能向上に2億元の予算を計上できれば計画が確定すると説明した。
また別の半導体関連の上場企業が桃園市亀山区の華亜科技園区に200億元を投じて工場を設置する計画で、董事会での承認を待っている状態だという。
さらに欧州のある3D(3次元)センサーメーカーが約90億元の台湾投資を検討しているほか、先日、韓国での生産設備拡張の観測が同国メディアに報じられた台湾の半導体用シリコンウエハー大手、環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)についても、投資先が台湾に決まるよう努力していると語った。
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