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科徳宝遠東、桃園SB工場で新ライン着工


ニュース 石油・化学 作成日:2018年4月27日_記事番号:T00076729

科徳宝遠東、桃園SB工場で新ライン着工

 遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の化学繊維メーカー、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)と独フロイデンベルグ、日本バイリーンの合弁会社、科徳宝遠東(フロイデンベルグ・ファーイースタン・スパンウェブ)は26日、桃園市大園区のポリエステル(PET)スパンボンド不織布(SB)工場で、3本目の生産ラインを着工した。2020年の稼働を予定する。同工場の年産能力は現在の2万トンから3万1,000トンに拡大する。投資額は13億台湾元(約48億円)。27日付工商時報が報じた。

 科徳宝遠東は、アジア太平洋地域で高まる高品質の不織布の需要に従来の生産能力で対応し切れなくなっていると指摘。同社は、3本目の生産ライン完成後、アジア太平洋地域の需要に応え、競争力を強化することができると説明した。

 科徳宝遠東は1987年に設立。▽自動車▽じゅうたん▽靴▽濾材(ろざい)▽屋根▽家具▽農業──など向けのPETSBを生産、販売している。大阪、東京、上海などに営業拠点を構える。