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ELANのQ1純利益、過去4年で最高


ニュース 電子 作成日:2018年5月3日_記事番号:T00076806

ELANのQ1純利益、過去4年で最高

 タッチセンサーIC設計の義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)が2日発表した第1四半期純利益は、前期比9.54%増、前年同期比88.57%増の2億6,400万台湾元(約9億7,000万円)で、同期として過去4年で最高を記録した。為替差損が1,000万元発生したものの、投資収益など営業外利益4,000万元が貢献した。3日付工商時報などが報じた。

 第1四半期の連結売上高は17億7,900万元で、前期比5.7%減、前年同期比11.96%増だった。

 製品別出荷量は、タッチスクリーン向け370万セット、タッチパッド向け1,360万セット、携帯電話向け100万セット、タブレット端末向け90万セット、スタイラスペン向け110万セットだった。

 米クアルコムや米インテルが推進している常時接続パソコンで、スタイラスペンの採用が進んでいる。葉儀晧董事長は、ELANの製品は競合相手の2世代先を行っていると指摘。クアルコムと協力して市場を獲得していくとの考えを示した。

 証券会社は第2四半期の見通しについて、ノートPCの需要期や新顧客開拓によって、売上高は20億~21億元と前期比10%以上の増加が見込めると予測した。