ニュース 運輸 作成日:2018年5月3日_記事番号:T00076825
中華航空(チャイナエアライン)の趙国帥元董事長が計画していた航空会社「騰達航空」が4月17日に設立を認可され、法人登記を完了していたことが明らかになった。騰達航空はビジネスジェット事業を手掛ける計画で、▽プライベートジェットの保管代行▽ビジネスジェットの保守▽航路・発着申請▽給油・給水作業▽パイロット、客室乗務員の手配──など幅広い業務を行う。3日付工商時報が報じた。
台湾でビジネスジェット事業を展開しているのは、▽鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が出資する華捷商務航空(ウィン・エアー)▽飛特立航空(エグゼクティブ・アビエーション台湾)▽長栄航空(エバー航空)──の3社だ。
業界関係者によると、台湾ではビジネスジェット16機が登録されており、台湾企業が米国、中国などに登録するビジネスジェットを合わせると30機を上回る。ビジネスジェット市場は拡大し続けており、年間飛行時間は1,000時間を超えるとみられる。
趙氏は昨年末に新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)の董事長を任期満了で退任後、騰達航空の設立準備を進めていた。
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