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華碩、技嘉を技術紛争で告訴


ニュース 電子 作成日:2008年5月26日_記事番号:T00007685

華碩、技嘉を技術紛争で告訴

 
 華碩電脳(ASUS)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が省エネ技術をめぐり対立し、華碩側は23日、技嘉を公正取引法違反の疑いで台北地検に告訴した。24日付経済日報などが伝えた。

 対立のきっかけは、技嘉が華碩の省電力チップ「EPU」について、計測データはねつ造であり、省エネ効果は技嘉の「EDS」のほうが優れているなどと主張したこと。華碩はこれに強く反発し、対立は法廷に持ち込まれた。

 華碩は「技嘉は設計原理を理解せず、悪意的に華碩のマザーボード技術を中傷しており遺憾だ」と主張した。

 これに対し、技嘉は「データは100%真実で、内容には責任を持つ」と一歩も譲らない姿勢を見せている。

 対立の背景には、電気料金の値上がりに伴い、マザーボード各社は省エネ機能で技術力を競っていることがある。