ニュース 社会 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076856
スーパーマーケットや量販店が最近、スイーツの販売に力を入れている。有名ブランドの提携や店内での調理といった新たな手法を取り入れており、味が良い上に価格もリーズナブルでコストパフォーマンスが高いことから人気を呼んでいるようだ。
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)では、北九州市の日本茶ブランドで台北市にも飲料スタンド3店舗を展開する「辻利茶舗」と提携し、同ブランドの抹茶を使用したスイーツ11種類を4月から販売しており、これまで1,300万台湾元(約4,800万円)を売り上げている。
同シリーズの売り上げトップ3は▽あずき入り抹茶ロールケーキ、99元▽抹茶オレケーキ、129元▽抹茶黒糖プリン、65元──となっている。うちロールケーキは発売後12日で15万個を売り上げた。
また同スーパーでは、母親節(母の日、2018年は5月13日)向けに抹茶ゆずパイ(580元)と抹茶三色シュークリーム(250元)を予約販売しており、既に予約件数は7,000個を突破。母の日向けスイーツ販売の過去最多を更新した。
一方、量販店大手のカルフール(家楽福)の人気スイーツトップ3は▽北海道ミルクロールケーキ、208元▽髒髒包(汚れるパン)、49元▽各種マフィン、19元──となっている。ロールケールは昨年1年間で10万個を販売。最近ブームになっている濃厚なチョコレートの粉で表面が覆われた韓国発の菓子パン「髒髒包」も販売開始後1カ月足らずで数万個を売り上げた。
また愛買(aマート)でもブームの影響でスイーツの売り上げトップは髒髒包(49元)となっており、これにハチミツパイ包みケーキ(79元)、レモンケーキ(49元)が続く。ハチミツパイ包みケーキは高齢者と子供、レモンケーキはサラリーパーソンに人気だそうだ。
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