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正達がITOガラス出荷へ、タッチパネルに商機


ニュース 電子 作成日:2008年5月26日_記事番号:T00007686

正達がITOガラス出荷へ、タッチパネルに商機


 光ディスク大手、ライ徳科技(ライは金へんに来、ライテック)傘下のガラス裁断・加工の正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)は、タッチパネル用透明導電膜(ITO)ガラスの試験生産が既に完了しており、9月より量産、出荷を開始する計画だ。26日付経済日報が報じた。

 同社はこれまで、ガラス基板へのITO成膜プロセスは、コーティングを担当するメーカーに委託していたが、生産スケジュールや完成度に不満があった。今後は自社生産により、一貫したサービスを提供できるようになる。

 同社は昨年、7億5,000万台湾元(約25億4,000万円)を投じてITO生産ラインを設置している。現在対応可能なガラス基板の厚みは0.55ミリと0.7ミリで、量産後の生産能力は単月で50万枚以上を見込む。

 同社の昨年の売上高は前年比53.6%増の7億4,500万元だった。ITO成膜プロセスの導入で、今年は台湾と中国の連結売上高で16億元を目指す。