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宝成、傘下LCMを龍騰に売却


ニュース 電子 作成日:2008年5月26日_記事番号:T00007688

宝成、傘下LCMを龍騰に売却


 宝成工業は23日、傘下で江蘇省昆山市を拠点とするパネル後工程モジュール(LCM)メーカー、元盛電子の全株式を中国のパネルメーカー、龍騰光電(IVO)に売却することで龍騰側と契約書に調印した。売却金額は5,956万米ドルだ。24日付経済日報が伝えた。

 元盛は宝成の華東地区の拠点として2006年6月、資本金3,500万米ドルで設立された。生産ライン11本を有し、月産能力は約60万枚。06年10月から07年9月までの会計年度で出荷量は1,298万枚、売上高は1億7,100万ドル、純利益は688万米ドルだった。

 宝成は今後、同じく傘下のLCMメーカーで華南地区を主な拠点としている威成に経営資源を集中していく計画だ。威成は、宝成と広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の合弁企業である、達裕国際科技との合併推進を取りやめたばかり。