ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

健亜のループス腎炎新薬、予備審査段階に


ニュース 医薬 作成日:2018年5月8日_記事番号:T00076897

健亜のループス腎炎新薬、予備審査段階に

 新薬開発会社、健亜生物科技(ジェノベイト・バイオテクノロジー)の陳正董事長は、ループス腎炎向けの新薬が衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)による予備審査段階に入ったことを明らかにした。証券会社によると、台湾のループス腎炎薬市場は年9億~10億台湾元(約33億~36億5,000万円)の規模があり、ジェノベイトは2桁台のシェア獲得が見込める。8日付工商時報が伝えた。

 また、同社が出資する浩宇生医は、脳腫瘍やてんかんなどの治療に使われる焦点式超音波治療技術「NaviFUS」にも期待が集まる。血液脳関門(blood-brain barrier)を一時的に開放させ、薬物を目標とする脳内の患部に注入する技術だ。脳腫瘍やてんかんの患者に対する臨床試験は今年下半期から台湾の大型病院で開始される見込みだ。アルツハイマー病患者に対する臨床試験も来年上半期からオーストラリアで開始される。