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ファミマと永豊餘生技、無添加即席麺を共同開発


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月8日_記事番号:T00076899

ファミマと永豊餘生技、無添加即席麺を共同開発

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は7日、有機食品や飲食店を手掛ける永豊餘生技と共同開発した防腐剤や化学調味料無添加をうたう生麺タイプの即席麺「真食好麺」シリーズ(4種類)を自社ブランド「ファミリーマート・コレクション」から発売すると発表した。9日より全土の店舗で販売。袋麺の売上高20%増を見込む。8日付工商時報が報じた。

 経済部の統計によると、即席麺の2016年生産額は115億台湾元(約420億円)。近年は「すぐに食べられる上にヘルシー」と強調する生麺タイプの「快煮麺」の人気が高まっている。

 ファミマ商品部の呉雅卿部長は、消費者の健康意識の高まりを受けて快煮麺市場規模は16年に15%の成長を見せ、購入額も8%増加したと指摘した。

 一方、セブン-イレブンは同日、東京の人気ラーメン店「麺屋一燈」と開発した「鮮食」(調理済み食品)のごま冷やしつけ麺と唐揚げチャーハンを発表した。セブン-イレブンでは鮮食の業績が年々成長しており、昨年は売上高構成比が17.6%に達した。20年に20%超えを目指す。