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呉国民党主席、南京の中山陵を参拝


ニュース 政治 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007694

呉国民党主席、南京の中山陵を参拝


 中国を訪問している国民党の呉伯雄主席は27日午前、国民政府がかつて首都を置いた南京市の中山陵を参拝し献花を行った。中山陵は中華民国初代臨時大統領で「中国革命の父」と呼ばれる孫文(孫中山)の陵墓。27日付中央社が報じた。


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26日南京の空港に到着した呉主席(中央左)らを出迎える陳雲林国台弁主任(中央社)

 呉主席は参拝後、「8年前に参拝したときは国民党が政権を失った直後で、慚愧(ざんき)に堪えなかったが、今回は政権を奪回し、天国の総理(孫文)に『われわれはしっかりやります』と申し上げた」と語った。

 呉主席はまた、南京市政府による中山陵の保護に感謝を表明し、「歴史を正視し、現実を直視し、未来を開かなければならない」とした上で、「中山陵(の保護)は(中国が)歴史を正視していることの証明だ」と語った。

 また、来年は孫文の没後80年に当たり、大々的な記念活動が開催されると聞いた呉主席は、「国民党は必ず大規模な代表団を送る。その時には台北から南京まで直航便で来られるようになっていると信じる」と話した。

 呉主席は同日午後、南京を離れ北京に到着した。