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商業ソフト聯盟、来月からコピー撲滅運動


ニュース その他分野 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007696

商業ソフト聯盟、来月からコピー撲滅運動

 
 台湾商業ソフトウエア聯盟(BSA)は26日、6月から新たなコピーソフト取り締まりを開始すると発表した。王清峰法務部長は「台湾のIT(情報技術)競争力は世界6位だが、法律環境は32位にとどまっている。法治部分で追い上げが必要だ」と強調した。27日付経済日報が伝えた。

 BSAが米市場調査会社IDCに委託して実施した調査によると、台湾におけるソフトウエアのコピー率は過去最低の40%まで低下した。ただ、コピーソフトによる経済被害は昨年だけで66億台湾元(約224億円)に達している。

 今回の取り締まり活動では、捜査機関と協力して、企業による社内でのコピーソフト使用を摘発するほか、メディアを通じて知的財産権保護の考え方を広める計画だ。また、正規ソフトウエアの使用に取り組む企業に対する「企業ソフトウエア管理認証活動」を通じ、企業が積極的にコピーソフトの使用を避けるよう促していく。