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中華航と長栄航、Q2損失拡大の恐れ


ニュース 運輸 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007699

中華航と長栄航、Q2損失拡大の恐れ


 中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)は第2四半期、高騰を続ける原油価格がコストの50%以上を占めて、純損失が過去最悪だった第1四半期をさらに上回る可能性があるという予測がアナリストから出ている。26日付蘋果日報が報じた。
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 アナリストによると、中華航は第2四半期の航空燃料コストが前期比で50億台湾元(170億円)増加した場合、純損失は30億元を超える恐れがある。航空各社が行っている航空運賃や燃料サーチャージの値上げも、急激なコスト上昇を吸収しきれていない上、依然チケットを旅行会社に安く卸しており、あまり効果はないという。

 中華航の第1四半期の純損失は29億7,100万元、長栄航は22億8,900万元と両社ともに過去最悪で、昨年通年の損失額をも上回った