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高齢者向け賃貸マンション、新光人寿が北部に4棟建設


ニュース 建設 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077027

高齢者向け賃貸マンション、新光人寿が北部に4棟建設

 生命保険大手、新光人寿保険は現在、新北市板橋区と三重区、台北市士林区に健康な高齢者向けの賃貸マンションを建設している。さらにこのほど台北市中正区に新たな用地を取得。同様のマンションを建設する計画で、4棟合わせた投資額は118億台湾元(約435億円)に上る見通しだ。15日付工商時報が報じた。

 新光人寿が新たに取得した用地は、台北市中正区杭州北路に位置する財政部国有財産署の所有地775坪で、70年間の地上権を17億6,800万元で落札した。

 同社が建設する賃貸マンションは、いずれも都市交通システム(MRT)駅や大型病院、コミュニティーセンター、緑地公園、スポーツセンターに近く、高齢者が生活しやすい立地条件を備える。

 またマンションにはレストランやスポーツジムを開設、さらに3食全ての提供や、医師を招いての診察サービスも行う予定だ。家賃は月5万~7万元と高額で、入居前に一定額の保証金を支払う必要があるが、リタイア後に活動的な生活を続けたいと願う高齢者は多く、需要はあると見込んでいる。