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華南金控開発用地の潜在利益、312億元


ニュース 建設 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007703

華南金控開発用地の潜在利益、312億元


 華南金融控股は26日、保有資産を活性化するため、台北市信義計画区にある面積2,704坪の用地に本部ビルを建設するほか、傘下の資産管理会社を土地開発会社に組織変更する方針を明らかにした。同社は開発用地の潜在利益が312億台湾元(約1,060億円)に達すると試算している。27日付経済日報が伝えた。

 同社の李正義総経理はインターネット上で行った業績説明会で、「資産価値の活性化は今年の経営の重点になる」と述べた。

 同社は信義計画区の用地のほか、南港地区の一等地に4,566坪、高雄市中心部に2,604坪の用地を保有しており、3区画で時価総額は170億元に達するとしている。

 このうち、信義計画区の用地は松仁路と信義路の交差点にあり、34億元を投資し、延べ床面積8,000~9,000坪の本部ビルを建設する方針だ。2~3年以内の完成を目指す。

 同社はこのほか、海外事業の拡充を重要課題に掲げている。年内にハノイ事務所の支店昇格を見込むほか、マカオ、シドニーへの拠点開設を計画している。中国では深セン事務所の支店昇格を目指す。