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豊泰インド工場、ナイキ子供靴を8月量産


ニュース その他製造 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007706

豊泰インド工場、ナイキ子供靴を8月量産

 
 製靴大手の豊泰企業の王秋雄董事長は26日の董事会終了後、インド工場を6月から稼働し、8月から米スポーツ用品大手、ナイキの子供靴の量産を開始することを明らかにした。ナイキ靴の量産は、当初は生産ライン1本を利用し、月産能力は4万~5万足となる。第1期工事完了後に生産ラインは10本、月産能力は50万足となり、同集団全体の25%を占める見通しだ。27日付工商時報が報じた。

 王同社董事長によると、ナイキのジョーダンシリーズでみると、インド工場の人件費は、ベトナム工場と同等、中国より13~15%、インドネシアより6%低いことがメリットだ。

 インド工場は、タミル・ナードゥ州の製靴特別経済工業区にあり、敷地面積は110万平方メートル、投資総額は6,400万米ドルだ。開発工事は3期に分けて行ない、第1期工事では工場4棟、関連製品工場1棟を建設する。

 同社のベトナム南部ドンナイ省スアンロク工業区の工場では、現在同集団全体の51%を占める生産能力を、2年以内に55%まで引き上げる計画だ。