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鉄鋼・金属
作成日：2008年5月27日_記事番号：T00007707
中国鋼鉄、Ｑ３に20％値上げか
鉄鋼価格に影響力を持つ中国の宝鋼集団が、熱延製品の輸出価格を１トン当たり200米ドル（20.2％）引き上げ、同価格（ＣＩＦ価格ベース）が1,190米ドルまで上昇したことを受け、台湾の中国鋼鉄が29日に発表する内需用鉄鋼価格は平均20％以上の値上がりが予想されている。27日付経済日報が伝えた。
中国鋼鉄の鉄鋼価格は４～６月期の内需用が750米ドル、輸出用が850米ドルで、国際相場との格差が拡大している。
中国鋼鉄の陳沢浩副総経理は、「宝鋼集団の鉄鋼輸出価格引き上げは、原材料コストと国際市場価格を反映させることが目的だ」と分析。中国鋼鉄が追随するかについては、「内部で慎重な検討を進めており、決定していない」と説明した。
