ニュース 電子 作成日:2018年5月17日_記事番号:T00077079
富士通が15日、量子コンピューター技術と汎用コンピューターのメリットを取り入れて開発したアーキテクチャ「デジタルアニーラ」を基に、組み合わせ最適化問題を高速に解く「デジタルアニーラ クラウドサービス」の提供を開始したことを受け、17日付経済日報は、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)、IC設計の智原科技(ファラデー・テクノロジー)、創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)など、富士通と関係の深い台湾企業にも今後恩恵が予想されるとの見通しを示した。
量子コンピューターは従来のコンピューターと比べ1億倍の処理速度を実現する次世代ツールとして世界的に注目を集めており、マイクロソフト(MS)、IBM、グーグルなど世界の大手企業が相次いで関連技術を発表している。
米モルガン・スタンレーによると、2025年には市場規模が100億米ドルに達すると予想される中、富士通もデジタルアニーラ技術を投入することで量子コンピューター市場における商機獲得で先行を目指すとみられる。
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