ニュース 金融 作成日:2018年5月17日_記事番号:T00077091
スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)は16日、お金の貸し手と借り手をインターネット上で仲介する「ピア・ツー・ピア(P2P)レンディング」のプラットフォーム「LnB信用市集」を運営する瑞保網路科技(ロボ・ウェブ・テクノロジー)との提携を発表した。台湾で銀行とP2P金融業者が提携する初のケースだ。17日付経済日報が報じた。
提携を発表する瑞保網路科技の楊執行長(左)とチャータード銀の林氏(右)。インターネット融資の世界市場は、2025年に1兆米ドル規模への拡大が見込まれている(16日=中央社)
チャータード銀行の個人金融事業処の責任者、林素真氏は、瑞保網路科技との提携により若年層の融資顧客を獲得でき、最初の1年で同行のインターネット融資規模が1割以上拡大すると期待感を示した。LnB信用市集ではまず、最初の2カ月間の貸出金利が0.88%の低金利プランを提供するという。
瑞保網路科技の楊瑞芬執行長は、LnB信用市集には2年前の設立以来、既に3万7,000人が加わり、融資申請額は51億台湾元(約190億円)に達したと説明。チャータード銀行との提携により融資申請額は100億元への倍増が見込めると述べた。
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