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ガソリン買い占め?GS42店で買い取り激増


ニュース 石油・化学 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007712

ガソリン買い占め?GS42店で買い取り激増


 台湾中油によると、6月2日のガソリン価格値上げを控え、同社直営および加盟ガソリンスタンド(GS)の42店で、中油からのガソリン買い取り量が、4月平均に比べ1日当たり乗用車300台分に当たる1万リットル増と異常に増えている。中油はGSによるガソリン買い占めの疑いがあるとして26日、経済部能源(エネルギー)局にリストを送付した。これを受けて同局は同日、直ちに地方政府に対し調査を指示した。27日付聯合報などが報じた。

 能源局によると問題の42店は中部に比較的多いものの、全土各県市に散らばっているという。中油は、違法な買い占めが判明すれば、「石油管理法」の規定により10万~50万台湾元(約34万~68万円)の罰金が課され、同社との契約も破棄されるとしている。

 中油はまた、30日から6月1日までのガソリン値上げ前の3日間、同社は十分な量のガソリンを供給するとし、GSに対してはこの間、買い占め、売り惜しみ、意図的な休業を行ってはならないと注意を促している。