ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077161
台湾中油(CPC)とTDK、バッテリー寿命の管理システムなどを手掛ける碩城科技(エターナジー)は21日、電動バイク用バッテリー開発の合弁会社を設立することで覚書(MOU)を結んだ。CPCブランドのバッテリーを生産、東南アジアなど海外市場への販売を目指す。22日付工商時報が報じた。
MOUの締結式に臨んだ石黒成直TDK社長(左)、李順欽CPC総経理(中)、劉添財エターナジー董事長(右)。日台が電動バイク用バッテリーブランドで協力する(21日=中央社)
戴謙CPC董事長は、CPCがチタン酸リチウム(LTO)、ソフトカーボンなど負極材、TDKはバッテリー製造の技術とノウハウ、エターナジーはバッテリーのスマート管理技術を提供し、電動バイク用バッテリーやグリーンエナジーガソリンスタンド(GS)の共同開発に取り組むと説明した。
戴董事長は、合弁会社の持ち株比率はCPCが49%、エターナジーを加えると台湾勢で5割を上回り主導権を握る見通しで、年内に詳細を詰めたいと語った。
戴董事長はTDKとの提携について、同社の電子部品分野の先進技術とバッテリー分野参入の貴重な経験を借りることで、競争力のあるバッテリー製品を生産できると語った。
戴董事長はまた、CPCのグリーンエナジーGSは年末までにテスト営業所16カ所を整備する予定と説明。あらゆる企業、ブランドとの提携が可能だと強調した。
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