ニュース 社会 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077174
台湾でも最近、ハリウッド映画の話題作『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』が大きな人気を呼んでいる。ただこの作品、上映時間が150分を超えるとして、一部の映画館では規定により10台湾元(約37円)の割増料金を徴収しているが、その徴収方法をめぐり、鑑賞者から不満の声が上がっている。
ある男性は先日、『アベンジャーズ』を見に行こうと考え、大手シネマコンプレックス、威秀影城(VIESHOW CINEMAS)のオンライン予約システムを通じてチケットを購入。その後、映画館に向かい、カウンターで代金支払い済みの予約チケットを受け取ろうとしたところ、係員から10元の支払いが必要と告げられた。
いぶかしく思った男性が係員に尋ねたところ、同映画館の規定により上映時間が150分を超える作品の場合は10元の割増料金がかかるとの説明が返ってきた。オンラインシステムでは作品の上映時間が自動で判定できないため、映画館で人力に頼って徴収しているという。
男性は、威秀影城の予約サイトには同規定が確かに明記されていたが、映画館で別途徴収するとは説明されておらず、てっきりチケット購入時に支払った手数料に長時間作品の割増料金も含まれていると考えていたと不満をこぼしている。
こうした規定は威秀影城だけでなく、国賓影城(アンバサダー・シアターズ)、新光影城、喜満客影城(シネマーク)などでも導入されているという。ただ、オンライン予約の際に割増料金も合わせて徴収しており、映画館で別途支払う必要はない。
台北市大安区の梅花数位影院では、3時間を超える作品の場合、10元の割増料金を徴収。さらに秀泰影城(ショータイム・シネマズ)では上映時間にかかわらず、割増料金は徴収していないなど映画館によって規定はさまざまだ。しかも、『アベンジャーズ』の上映時間は149分との指摘もある。
たかが10元、されど10元。気になる方は上映時間の長い映画を見に行く際、映画館の規定を事前に確認されたい。
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