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作成日：2008年5月27日_記事番号：T00007718
倚天、デュアルＳＩＭ端末を発売
スマートフォンおよびＰＤＡ（携帯情報端末）の倚天資訊が、初のデュアルＳＩＭカード対応携帯電話端末、「ＤＸ900」を発売する。来月３～７日の台北国際電脳展覧会（コンピュテックス）に出品となる見通しだ。27日付電子時報が報じた。
同機種は、台湾メーカーが初めて基幹ソフト（ＯＳ）にウィンドウズ・モバイルを採用したデュアルＳＩＭ端末でもある。サムスン電子の533ＭＨｚ駆動プロセッサを搭載、2.8インチのＶＧＡタッチパネルと300万画素のカメラ付きで、3.5ＧやＷｉ-Ｆｉ、ブルートゥース、全地球測位システム（ＧＰＳ）をサポートしている。
倚天は宏碁（エイサー）に買収されることが決まっている。スマートフォンの売上高を売上全体の10％に引き上げる目標を掲げているエイサーは、倚天のグローフィッシュというブランドを存続させる可能性もある。
