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日本セラテック、竹科工場が着工へ


ニュース 電子 作成日:2008年5月27日_記事番号:T00007719

日本セラテック、竹科工場が着工へ


 半導体設備部品の日本セラテック(本社・仙台市泉区、武井明社長)の新竹科学園区(竹科)工場が6月2日に着工する。同工場は、台湾の意徳士科技(YEEDEX)との合弁で、投資額は約5億台湾元(約17億円)。経済部では、同社の投資が域内半導体部品メーカーの技術向上と、半導体産業のサプライチェーン確立に貢献するとしている。27日付経済日報が報じた。

 経済部によると、セラテックは米国半導体設備メーカーに応用材料を供給する一線級のサプライヤーで、セラミック部品を生産している。日本の親会社の通年の売上高は約100億元規模に上り、今回経済部工業局の誘致に応じて台湾での工場設置を決めた。

 今回のセラテックの台湾投資は、3月に世界第2位の半導体設備メーカー、東京エレクトロン(TEL)が台湾工場を設置したことに続くもので、経済日報では工業局の半導体設備・材料メーカーの誘致作戦が実を結び始めたと分析している。