ニュース 電子 作成日:2018年5月25日_記事番号:T00077236
産業用コンピューター(IPC)最大手、研華科技(アドバンテック)の劉克振董事長は24日、インダストリー4.0(第4次産業革命)などの商機が高まっており、モノのインターネット(IoT)が発展の第2段階を迎えるに当たって、ハードウエアとソフトウエアを統合したソリューション・レディー・プラットフォーム(SRP)を各国企業と連携しながら推進していくと発言した。自社工場でのコスト削減を踏まえ、顧客への導入を加速していく考えだ。25日付工商時報などが報じた。
劉董事長は、今年の業績は予測を上回ると楽観視している(24日=中央社)
劉董事長は、アドバンテックの従来の主力は組み込み型システムだったが、既に市場は成熟したと指摘。今後はSRPを同社の「第2のエンジン」とし、11月には30の分野向けにソリューション提供の開始を予定するなど、商機を獲得していくと述べた。
アドバンテックは今年、トルコのIoT関連販売大手、アリテック・テクノロジー、システムインテグレーターの日本ラッドに相次いで出資。年内に10社以上のパートナーとの協力を検討しており、6月末にも新たな発表があるとみられる。
証券会社は、アドバンテックの2020年の売上高は20億米ドルに達するとの予測を示した。
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