ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

消費者信頼感指数、過去6年半で最低に


ニュース その他分野 作成日:2008年5月28日_記事番号:T00007725

消費者信頼感指数、過去6年半で最低に

 
 国立中央大学台湾経済発展研究センターは27日、5月の消費者信頼感指数(CCI)は前月を7.18ポイント下回る61.3ポイントとなり、2001年12月以来6年半ぶりの最低値を記録したと発表した。今後半年の物価に対する信頼感水準も01年1月の調査開始以来最低を記録し、消費者が物価上昇に懸念を抱いていることが浮き彫りとなった。28日付自由時報が伝えた。

 同調査は19日から23日まで行われた。同指数を構成する6つの指標は全て低下した。指数の下げ幅が大きかったのは「今後半年の株式投資」に関する項目で、調査が馬英九総統の就任式前後に行われたにもかかわらず、株価の先安感が根強いことが分かった。

 経済成長率に関しては、石油価格と電気料金の値上がり、中国人観光客の受け入れ開始、内需拡大策などを考慮すると、0.51~0.72%の押し上げ効果が期待できるとして、通年の成長率予測値を4.83~5.04%とした。