ニュース 公益 作成日:2018年5月29日_記事番号:T00077296
28日の台湾全土の最高電力消費量は5月としては初めて3,600万キロワット(kW)の大台を超え、3,600万6,500kWとなった。それに伴い、供給予備率は年初来で2番目に低い3.59%を記録した。29日は最高電力消費量が3,640万kW、供給予備率は2.8%まで低下すると予想されている。29日付工商時報が報じた。
連日の暑さの中、電力供給は今年も綱渡りの状況が続いている(28日=中央社)
台湾電力(台電、TPC)によると、5月の歴代の電力消費量記録10位までのうち、9回は今年記録したものだ。また、電力消費量3,600万キロワット以上は例年だと7、8月の水準だという。TPCは5月としては異例の電力需要について、「太陽光発電による発電量が予想を上回るなどしたため、何とか電力供給を確保できている」と説明した。
一方、台北市と新北市で過去半月に停電が8件発生したことから、経済部はTPCに既存の送電網の検査、修理を指示。TPCは28日、経済部に対し、配電システム強化計画を提出した。457億台湾元(約1,700億円)を投じ、送電線の交換やスマート電力メーターの設置を進める内容だ。
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