ニュース 電子 作成日:2018年5月30日_記事番号:T00077314
ベースボード・マネジメント・コントローラー(BMC)チップ世界最大手の信驊科技(エースピード・テクノロジー)は29日、6枚のレンズによる360度撮影専用の世界初の処理チップ「Cupola360」を発表した。林鴻明董事長は、同チップにより業界各社とともに、360度カメラ産業を形成していきたいと抱負を語った。30日付経済日報が報じた。
将来の市場規模1億台が見込まれている(同社リリースより)
信驊科技によると、2つの魚眼レンズを使った既存の360度カメラの多くは撮影後にスマートフォンやパソコンで映像をつなぎ合わせる必要があり、ユーザーにとって不便だが、「Cupola360」は6つのレンズに対応した設計を実現することで、こうした欠点を克服できると説明した。
「Cupola360」は今年第3四半期末に40ナノメートル製造プロセス採用の量産モデルの出荷が始まり、来年第1四半期には搭載製品が発売となる見通しだ。同チップは平均単価が高く、高収益を見込む。
信驊科技はまた、3~5年以内に360度映像処理チップの売上比率を過半に高めたい考えだ。
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