ニュース その他製造 作成日:2018年5月30日_記事番号:T00077321
太陽電池モジュールメーカーの安集科技はこのほど、3D金属プリンター分野に参入し、今年第4四半期にも売り上げを計上する見通しだ。来年は売上高に占める割合を5%まで高めることを目標に掲げる。30日付経済日報などが伝えた。
台湾の3Dプリンター業界はプラスチック素材を使うものが主流で、安集科技のように金属粉末を使う方式はライバルが少ない。短期的には精密モールド、重要金属部品、ロボット部品を攻略。中期的には自動車、バイク向けの出荷、長期的には航空宇宙、バイオテクノロジー分野にも応用先を広げたい構えだ。
証券業界は、安集科技が今年は10~20%の増収を達成し、収益は前年を上回ると予想している。今年1~4月の売上高は前年同期の2.7倍の5億9,200万台湾元(約21億円)だった。
安集科技が出資する金属粉末メーカー、円融金属粉末(サークル・メタル・パウダー)も業績拡大が見込まれ、増資により、資本金を現在の6,500万元から2億5,000万元に増強後、3年以内に株式公開を目指す。
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