ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月30日_記事番号:T00077323
書店大手、誠品(エスライト)の子会社、誠品生活(エスライト・スペクトラム)の呉旻潔董事長は29日、海外展開は日本市場を優先させ、今後3年以内に書店の出店を行うと方針を示した。ブランドのライセンス供与など4種類の方式を検討している。同社は昨年11月に日本法人を設立しており、台湾の書店による初めての日本進出となる見通しだ。30日付経済日報などが報じた。
呉董事長。父でもある創業者の呉清友氏が昨年7月に亡くなり、初めて董事長として株主総会に臨んだ(29日=中央社)
同社は台湾に41店、中国に1店、香港に3店を出店している。今後、中台で大型店の出店を加速する他、マレーシアなど東南アジアでの出店も検討する。
中国では、2015年に出店した江蘇省蘇州店が好調で、今年末に広東省深圳に中国2店目の出店を予定している。一方、上海中心大廈(上海タワー)への出店計画は、物件オーナーとの交渉が停滞しているという。
敦南店、20年閉店へ
台湾では、年内に4店舗の出店を予定している。新光三越百貨の台北南西店内の店舗は、6月から改装を行い、9月下旬にリニューアルオープンする予定だ。
蘋果日報などによると、1999年に書店として世界初の24時間営業を始めた台北市の敦南店は、テナント契約が終了する20年に閉店する。誠品関係者は29日、敦南店が閉店するとしても、24時間営業の書店を設けると語った。
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