温泉地として知られる宜蘭県礁渓に29日、福華大飯店（ハワード・ホテルズ・リゾーツ・スイーツ）傘下の福泰飯店集団（フォルテ・ホテル・グループ）による高級リゾートホテル「礁渓山形閣温泉飯店」がオープンした。オープンを記念して、１泊１食付7,000台湾元（約２万5,000円）のキャンペーンを行う。30日付工商時報などが報じた。
山形閣は、墾丁、翡翠湾（新北市万里区）、石門ダム（桃園市）に続く、ハワードグループで４軒目のリゾートホテルだ（山形閣フェイスブックより）
山形閣は、礁渓で最もにぎやかな礁渓路沿いにあり、台湾鉄路（台鉄）礁渓駅やバスターミナルから徒歩５分。建物は12階建てで、全122室に温泉の内風呂を備える。今後、日本ブランドのラーメン店、メニューのないレストランや、19卓の宴会場などを計画している。
福泰飯店集団の廖東漢総裁は、初年度の平均客室単価は6,000元、食事付きで9,000元が目標で、客室稼働率は70～75％を目指すと説明した。
礁渓はホテルが数十軒並ぶ激戦地で、山形閣ホテルのオープンにより、競争がさらに激化しそうだ。
